鬼女蘭との出会い、多摩森林科学園。
2018.12.26 Wednesday
森林植物園で鬼女と出会って来ました。
鬼女蘭(キョウチクトウ科)です。
鬼女蘭の種子です。
種を顔に譬え、綿毛を白髪と見て鬼女蘭と名づけられました。
この綿毛は種髪です。
キジョランの葉っぱ、
アサギマダラの幼虫が葉っぱを丸くくり抜いています。
これをトレンチングと言います。
キジョランの葉っぱには毒が有るのでトレンチングをして毒を
葉っぱから出させて、その後それをに食べます。
2000kmも渡りをするアサギマダラのなんと賢いのでしょうか。
ある程度成長すると、毒に対する耐性が出来るのでトレンチングは不要になります。
そういう思いでこの幼虫をみると、
愛おしくなります。
話は変わって、
マツカゼソウ(ミカン科)です。
葉っぱを透かしてみると油点があります。
ミカン科の特徴です。葉にたいする食害からの防御、
植物同士の対話、この油点の役割には色々な意味が有ります。
テイカカズラの種髪です。
冠毛、種髪、トレンチング、生命の驚異です。
Mother nature is truely wonderful!
世田谷区の砧公園
2016.12.03 Saturday
田園都市線の用賀駅で降りて砧公園に行きました。
元はゴルフ場だったそうです。
途中の甍道(いらかみち)です。淡路島の瓦で舗装されています。
コブクザクラです。十月桜と支那実桜の雑種、複数の実を着けるので子福桜と言われています。
酔芙蓉の蕾です。
酔芙蓉の種です。
五つの部屋に分かれています。オクラの果実が5つの部屋に分かれているのと、似ています。
ヒマラヤ杉の雄花です。
拡大した写真です。
虚しく散った雄花、雌花の成長が遅いので、これこそ無駄花の末路です。
ハナミズキの実です。英語でdogwood tree. この木の灰を犬の皮膚にいる虫よけに使いました。
シマサルウベリ、サルスベリは中国原産、この木は日本産です。
葉っぱは、コクサギ型葉序です。
隣接する世田谷美術館のシンボル、クヌギです。
幹回りが、3.15メートルだそうです。
この木を見ながら一人寂しく昼食を摂りました。
ご訪問ありがとうございます。
公孫樹の花束。
2016.11.23 Wednesday
今年も紅葉の季節がやって来ました。また、公孫樹の花束作りに東京大学まで行きました。
東京大学正門の公孫樹並木です。安田講堂の時計台が見えています。
最初の角を左に曲がると正面に見えるのが花束を作る木です。
これがお目当ての公孫樹の木です。
この公孫樹の木の落ち葉は1%の確率で湾曲します。
普通の落ち葉は0.1%の確率で湾曲します。
小さな一輪挿しに入れると公孫樹の花束が出来上がりました。
昨日、11月22日は「いい夫婦の日」です。 一日遅れのプレゼントです。
将に公孫樹は「公園の手品師」です。
安田講堂です。
安田講堂を背にして撮りました。
「いい夫婦の日」にはハート型した、桂の若葉もプレゼントに最適です。
ご訪問ありがとうございます。
小金井公園
2016.09.25 Sunday
JR武蔵小金井駅からバスで小金井公園に行きました。
公園の近くを流れる玉川上水です。
コスモスを見に行きましたが、風雨による影響かあまり咲いていませんでした。
ピコティ咲のコスモスです。
コスモスは英語の cosmos(宇宙)では無くギリシャ語のKosmos(美しい)が語源です。
最近はピントが合うようにマクロ写真はMF で撮ってます。
ヒガンバナ、赤い花は3倍体、白い花は4倍体が多いです。
サルスベリ、これで一輪の花です。黄色や赤の花が装飾花です。
一番左がめしべ、他がおしべ、の様です。
キンモクセイです。 まだ咲き始めたばかりでした。
キンモクセイは中国から雄花だけ持ち込まれたので、全てクローンと言われてます。
桜と反対に北から金木犀前線が南下します。 来週は関西に金木犀前線が行きそうです。
キンモクセイの木です。
これは何でしょうか。
桜の木に着いたカワラタケでした。
また木の実の写真です。
キササゲです。
マテバシイです。 このどんぐりは底が凹面になっているので立ちます。
コナラのドングリは底が凸面になっているので、立ちません。
コナラのドングリの
穀斗に穴をあけたのは?
アオギリの実です。
ケヤキの木です。
ケヤキの実です。
ハクウンボクの実です。
ボダイジュの実です。
トウネズミモチの実です。
葉っぱの葉脈が見えます。
柚子の仲間の葉っぱです。葉っぱが重なってる様になります。
コブシの木に集まっている、アカスジキンイロカメムシの幼虫です。
毎日雨や曇りの天気が続くので、この人たち に頼んで明日から晴れる様に歌って貰いました。
ご訪問ありがとうございます。
昭和記念公園。
2015.08.30 Sunday
この公園は昭和天皇在位50年を記念して、米軍立川基地の跡地に作られました。
あの砂川事件のあった、砂川もこの公園に含まれています。
大きな欅の木のある広場です。
欅の木のクローズアップです。
今回は木の観察をしました。
ホオノキです。
ホオノキの果実です。
トチノキです。
トチノキの果実です。 マロニエに似ていますが、マロニエの実は表面が毛に覆われています。
ナンキンハゼです。 秋には、紅葉します。
ナンキンハゼの実です。
この公園に日本庭園があります。
日本庭園です。
近くに盆栽苑があります。
クチナシです。
ヒメシャラです。
五葉松です。
余談ですが、英語でもブログを書いています。
http://minorusaito.blogspot.jp/2015/08/white-heron-flowers.html
サギソウを載せたらコメントが殺到して、このブログのアップが遅れました。
ご訪問ありがとうございます。
FLOWERS IN BOUSOU PENINSULA
2011.02.26 Saturday
Going forward to the Bousou peninsula about 3 hours by car from Tokyo, you would find this kind of traffic sign.
ここまで来ると色々な花に出会えます。
The bousou peninsula located southern area compared to Tokyo, so this area is warmer than Tokyo.
And you can see various kind of flowers in a hillside and a field.
スハマソウ(州浜草)または ミスミソウ(三角草) キンポウゲ科です。
This pinky white flower's name is Mealy Primrose. It is very rare in this area.
純白のスハマソウです。 White Mealy Primrose.
コセリバオウレン(小芹葉黄連、キンポウゲ科)です。 5cm〜10cmの大きさです。
The name is Coptis Japonica var, major, each flower has a pistil and stamens. and about 5~10cm high.
コセリバオウレンの雄蕊だけの花です。雌蕊は退化しています。
The same flower of above photo,but a pistil was degenerated. There are only stamens, so each flower looks white only.
アセビ(馬酔木、ツツジ科)です。
This is Pieris Japonica.
アセビのアップです。 Zooming up of Pieris Japonica.
ミツマタ(三又、ジンチョウゲ科)の蕾です。
This flower is named Edgeworthia Chrysantha. These are buds.
コウヤボウキ(高野箒、キク科)の種です。
These are seeds of Petya Scandens.
沢山の花が見られてラッキーでした。
It was very lucky for us that we could see various kind of flowers.
河津桜 CHERRY -BLOSSOMS
2011.02.07 Monday
We went to see the origin tree of Kawadu cherry-blossom.
河津桜は全てこの一本の原木から差し木によって増やされました。
All of many other cherry-blossom trees origin is this tree. Kawadu means this town's name.
この桜は二分咲きの様です。 ソメイヨシノに比べ一カ月近く早く咲き、花弁も赤みがかってます
This tree was just started to bloom. The distinctive characteristic of this kind of tree are as follows.
1.
start to bloom about one month earlier than common cherry-blossom trees.
2.
the petals of blossoms are more reddish than common cherry -blossom' petals.
There will be many people two weeks later. They would walk along the Kawadu river. Both banks of Kawadu river there are many many Kawadu cherry-blossom trees like the endless lines.
この木は差し木でのみ増やせます。
There is only way of propagation by cutting to have more same kind of trees.
この河津桜は温泉が近くに有るために満開でした。
This clone tree was in full bloom, because there was a hot spring near the tree.
この木をズームアップしてみました。
Zooming up of the tree, The petals of this flower are reddish.
下田に戻りまして寝姿山の山頂にロープウエイで行きました。
Coming back to Shimoda city,we climbed the center mountain of Nesugatayama mountains by cable car.
これは右端の山です。
This mountain is located in right side.
この山の頂上には寒桜が咲いていました。
Kan-cherry blossom trees are in full bloom in the center mountain of these mountains. Kan means cold weather in Japanese.
寒桜のズームアップです。
The zooming of Kan-cherry blossoms.
花びらに赤と白が混ざってます。
there are white and reddish colors in the petales of one flower.
In more than one month later, ther are mamy beautiful cherry -blossom flowers are in full bloom in Tokyo.
爪木崎 DAFFODIL
2011.02.06 Sunday
Spring has come in IZU Peninsula. It located south -westen area from Tokyo, and about 170km far from Tokyo. Twent two days trip with my wife.
伊豆半島南端の爪木崎の海岸です。
This shore is located southen area in IZU peninsula. we say TAMEKIZAKI.
海水はとても綺麗です。
The seawater is very clear and clean.
この海岸のそばの丘が日本水仙の群生地です。
Japanese daffodils grow in colonies in the hills by the sea.
野水仙 群生地と書いてある岩があります。
The stone is carved and painted by Japanese letters. "Wild Japanese daffodils grow here in colonies"
白く見えるものはすべて水仙です。
All daffodils look like only white.
ここが観光名所になったので、植えられている水仙も沢山あるそうです。
There are many planted daffodils here too.
水仙の香がとても素敵です。
We can feel the scent of daffodils very much and feel very happy too.
水仙のアップです。 50mmのマクロレンズを使いました。
I took this photo by using 50mm-macrolens
ここでは七つの水仙の歌を思い出しました。
I remebered the song of" SEVEN DAFFODILS."
" But I can show you morning on a thousand hills
And kiss you and give you seven daffodils"
カンアオイ(寒葵)
2011.01.15 Saturday
カンアオイ(ウマノスズクサ科)です。
落ち葉の下には花が有りました。
ついでに他の植物も観察です。
ビナンカズラ(マツブサ科)の葉です。 常緑なのに葉にアントシアンが多いので紅葉しますが落葉しません。
別名サネカズラです。
名にし負(お)はば 逢坂山(あふさかやま)の さねかづら
人に知られで くるよしもがな 三条右大臣
ヒガンバナの葉も見られました。
ここは都会の真ん中にあるとは思えないくらい静かです。
ちなみに白金とは銀のこと、ここの近くの外苑西通りを「プラチナ通り」と呼んでいるのはユーモアのセンスでしょうか。
お正月の準備
2010.12.25 Saturday
上段左、一両(アリドオシ)、右、 十両(ヤブコウジ) です。
下段左、百両(カラタチバナ) 右、千両 です。
一両はアカネ科 十両、百両、万両はヤブコウジ科、 千両はセンリョウ科です。
万両は紅白二種類ありました。
これで「千両、万両有り通し」の語呂合わせになります。
ここの橋を写してみました。 橋は4つ有りますが、一つ撮り忘れ下段の橋は同じものです。
滝見茶屋の窓枠から滝を写してみました。 水分け石から流れる水が何度も見ていると滝に見えてきます。
アップで撮ればまさしく滝に見えてきます。
滝の近くには落ち葉が水面に浮いています。 ここのような光景を
「ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 唐紅(からくれない)に 水くくるとは」 と言うのでしょうか。
この歌の上方落語流の解釈では、 千早と神代に振られた相撲取りの龍田川が相撲を廃業し豆腐屋をしていた時、おちぶれた千早がおからを貰いに来て、貰えなかったので井戸に飛び込んで自殺した。 というようになります。
六義園の入り口にはお正月になると福寿草が飾られます。