ササユリの自生地(小夜の中山)
2009.06.24 Wednesday
東名高速の菊川インターを出てしばらく行くと「小夜の中山公園」があります。
ここはササユリの自生地です。
葉の形が笹に似ているのでササユリと言われてます。
咲き始めたササユリです。
少し開き始めています。
白い花もあります。
ピンクの濃い花もありました。
百合はブルボン王朝の家紋に使われました。
バルザックの小説「谷間の百合」ではヒロインの伯爵夫人、アンリエットを
「険しい谷間に咲く一輪の百合の花」 と表現しています。
新約聖書のマタイ伝6章30節にある、
「今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装って下さる・・」
この「野の草」も百合の事を指しています。
美しく気高い花です。
谷津干潟(千葉県)
2009.06.20 Saturday
ラムサール条約に登録された湿原、谷津干潟に行ってきました。
ここはオーストラリアのブリスベンと交流会をしているそうです。
満潮の谷津干潟です。
今の時期は留鳥しかいません。 セイタカシギが飛んでいるのを見られたのが収穫でした。
20倍ズームのコンパクトデジカメで頑張って撮ってみました。
上、左、ダイサギ、右、カワウ
下、左、アオサギ、右、ヤマトオサガニです。
道端のはケキツネノボタンが咲いていました。
右の実は「そう果」と言うそうです。
キツネノボタンと比べると全体に毛が生えていてそう果が真っ直ぐなのが特徴です。(ググってみて分かりました。)
「そう果」(草加)、越谷、千住の先だ!
上、左、ドクダミ、右、ネジバナ
下、左、赤いシロツメクサ、右、キキョウソウです。
ドクダミは花びらのように見えるのがガクです。 不揃いな大きさをしているのは大きい順にガクが開くからです。
アカツメクサは花の下にすぐ葉が有ります。これは花の下に葉が無いのでシロツメクサと分かります。
この干潟にエイが泳いでいるのが見えました。
東京散歩、日暮里
2009.06.17 Wednesday
ここは本郷から王子に続く本郷台地の麓にあります。名前の由来は駅付近を新堀川(にいぼりがわ)が流れたいたこと、台地は高台で見晴らしが良く一日居ても飽きないので「日暮ひぐらし)の里」と呼ばれていたことなどから、いつしか「にっぽり」と呼ばれる様になったそうです。
谷側の南口には駄菓子屋の問屋街が有り(再開発中)、日暮里せんい街と呼ばれる生地の問屋や小売の店が連なっている所が有ります。
「ゆうやけこやけ」の碑はそのせんい街の中にあります。
この歌はこの地にある区立小学校の先生が作った歌で、「山のお寺の鐘が鳴る、、」の歌詞で歌われている山のお寺とは谷中の寺の事だと言われてます。
駅に戻って北口から谷中銀座方面に歩いて行くと十字路が有りそこを左折して少し歩くと観音寺の土塀が有ります
ここは、「まちかど大賞」に選ばれた所でウィークエンドには多くの人で賑わいます。
ここからユーターンして十字路に戻るとその右角が経王寺です。
山門には上野戦争の時にここに逃れた彰義隊に向かって政府軍が打った鉄砲の跡がそのまま残っています。
ここを過ぎて少し歩くと西日暮里公園に着きます。そこが道灌山、日ぐらしの里のほぼ中心にあたります。
この途中にある「富士見坂」は都内でも珍しく今でも富士山が見られる時が有ります。
街路灯がかなり凝っています。
谷中銀座や谷中霊園は行かずに帰宅しました。
新約聖書の言葉
2009.06.14 Sunday
彼の最後の傑作「我々はどこから来たのか、我々は何か、我々はどこへ行くのか」は素晴らしい絵画です。またこの題名にとても考えさせられるものがあります。
それで、新約聖書に書かれた言葉で文学や評論にたびたび引用されたものをかき集めてみました。
私はクリスチャンではありません。また引用文に多少の省略等があります。
人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言葉で生きるものである。
マタイ伝4章4節
また誰も、新しいぶどう酒を古い革袋に入れはしない。もしそんなことをしたら、新しいぶどう酒は革袋をはり裂き、そしてぶどう酒は流れ出るし、革袋もむだになるであるう。
ルカ伝5章37節
初めに言葉があった。言葉は神と共にあった。言葉は神であった。
ヨハネ伝1章1節
主なるあなたの神を試みてはならない。 マタイ伝4章7節
天地は滅びるであろう。しかしわたしに言葉は滅びることはない。
マタイ伝24章35節
カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい。
マタイ伝12章17節
求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。
マタイ伝7章7節
狭い門からはいれ。滅びにいたる門は大きく、その道は広い。そして、そこからはいって行く者が多い。
マタイ伝7章13節
何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。
マタイ伝7章12節
最後の節は「黄金律」と呼ばれています。
東京散歩、高幡不動
2009.06.11 Thursday
京王線高幡不動駅を降りるとすぐに金剛寺(高幡不動)への参道があります。
ここで開かれている「不動明王展」と「あじさいまつり」を見てきました
不動明王は本地垂迹説によると大日如来の化身で右手に宝剣、左手にケンソクという縄を持っているのが特徴です。
上、左、仁王門、右、門のアップ
下、左、本堂、右、五重塔です。
仏像の見学もほどほどにして奥にある「あじさい園」に行きました。
上、あじさい園の風景
下、左、花笠、右、みやまやえむらさき、です
上、左、本あじさい、右、山あじさい
下、左、八重咲きあまちゃ、右、みやまやえむらさき、です。
上、左、うずあじさい、右、くろいわあじさい
下、左、笹の舞、右、かしわばあじさい、です。
あじさいの表記はこの「あじさい園」に書いてあるのと同じにしました。
あたかも、にわか紫陽花博士になった気分です
東京散歩、亀戸
2009.06.09 Tuesday
JR総武線亀戸駅から少し歩くと香取神社があります。
石の塀にはこんなものが刻み込まれていました。
大根の産地だったのは大正の終わりごろまでで、道行く女性の足は美脚揃いでした。
この神社の境内には、
「若水や 福もくみ上げ 亀が井戸」 という句が書かれていて亀が井戸を再興したから亀戸という地名が付いたという説もあります。
亀戸はなんて言っても亀戸天神が有名です
ここでは前年の悪かったことを全部、嘘にしてくれるという、大変ありがたい行事が毎年行われます
都合の悪い過去の事が何でも鷽(うそ)になったらいいですね。
ここの近くにはこの人のお墓の有る普門院があります
この寺は以前、足立区千住に有りましたが、この地に移転するとき梵鐘を隅田川に落としてしまったそうです。
その落としたところの地名が「鐘が淵」となったそうです。
また近くの龍眼寺は萩寺として有名で芭蕉の句が書いてあります。
「濡れて行く 人もおかしや 雨の萩」
この寺には萩の花がもう咲いていました
上、左、萩の花、右、ぼけの実
下、左、大横川親水公園、右、ビョウヤナギ
萩の花咲く寺には、ぼけの実がなり、近くの公園にはビョウヤナギが咲いていました。