東京散歩、湯島界隈。
2016.08.30 Tuesday
湯島天満宮から散歩の始まりです。
拝殿です。本殿は一般の人は入れません。
鰹木が5本、千木が垂直に外削りになっています。男の神様のを表します。
奇縁氷人石です。
右側に「たつぬるかた」と書いてあります。
に「をしふるかた」(教えるかた) 迷子を知らせる石標です。
湯島天神は泉鏡花の小説「婦系図」の舞台になりました。
「湯島の白梅」という歌も一世を風靡しました。
梅は白梅のほうが香りも強く、大宰府天満宮の「飛梅」も白梅です。
昔の面影が残る太鼓橋です。
この天満宮へ登る階段が2つあります。
急こう配が男坂、緩やかなのが女坂です。
次に向かったのは、無縁坂です。
東京大学の「鉄門」です。ここから、不忍池に下るのが「無縁坂」です。
無縁坂です。 左は最後に訪づれた、「旧岩崎庭園」です。
森鴎外の小説「雁」の舞台、この坂の途中に「お玉さん」というお妾さんが住んでました。
主人公の岡田と会釈する仲でした。
不忍池です。ここで、岡田が投げた石が雁にあたったという筋書きです。
不忍池を琵琶湖に見立て忍ケ丘(上野)の鬼門に江戸幕府は東の比叡山という意味の「東叡山寛永寺」を建立しました。
忍ケ丘に来た「藤堂高虎」が故郷の伊賀上野に似ているので忍ケ丘を上野と呼んだという説があります。
さだまさし も「無縁坂」を歌っています。
横山大観記念館です。 不忍通りに面しています。横山大観の住宅だったそうです。
旧岩崎庭園です。岩崎弥太郎が1878年に購入しました。
左右が非対称の建物、辰野金吾の先生、ジョサイア.コンドルが設計しました。
金唐革紙です。西洋の金唐革を紙で模倣したものです。
この庭園の公孫樹の葉っぱ、とても小さい葉が目に着きます。
ベランダの素敵な建物です。
なお私、9月1日から3日間、関西へ旅行します。
ご訪問ありがとうございます。
深大寺周辺、by 空倶楽部。
2016.08.29 Monday
今日は8月29日、9の付く日は空倶楽部の日です。
8月25日午前5時半に写した、我が家の屋上からの空です。
以下は深大寺周辺の山野草と深大寺の写真です。
生産緑地に植えてあったニラの花です。
イワダレソウです。
クローズアップです。
サネカズラの雄花です。
サネカズラの雌花です。
別名、美男葛です。
「名にし負(お)はば 逢坂山(あふさかやま)の さねかづら
人に知られで くるよしもがな。」 三条右大臣。
さねに小寝が掛詞になっています。
クマシデの実です。
ツルボです。
ヤブランです。
ハマゴウです。
ヒオウギです。
フシグロセンノウ、盛りが過ぎていました。
クズです。
ヤブミョウガです。
レンゲショウマです。
最後は深大寺です。
深大寺本堂です。
元三大師堂です。
白鳳仏のレプリカです。 ご本尊はイタリアの仏像展覧会に出張していました。
白鳳文化(はくほうぶんか)とは、645年(大化元年)の大化の改新から710年(和銅3年)
正式な名前は、銅造釈迦如来倚像(いぞう)、椅子に座った仏像はとても珍しいそうです。
これは元国宝、1950年制定の文化財保護法により、重要文化財になりました。
ご訪問ありがとうございます。
調布市立野草園。
2016.08.25 Thursday
調布市立野草園に行って来ました。
深大寺の近くにあります。
ここでナンバンギセルと出会いました。
ナンバンギセル。
ナンバンギセル。
花が終わって、種が出来ています。
種の中、とても小さな種が集まっています。
この種が、ススキの出す臭いにに反応して、ススキに寄生します。
ナンバンギセルが咲くころ、ススキも花が咲いています。
「道のへの 尾花が下の 思い草 今更さらに 何をかおもはむ」万葉集。
尾花はススキ、思い草はナンバンギセルです。
虫も居ました。
クロコマノチョウの幼虫です。
正面から見ました。
ヤブミョウガに留まっている、トビナナフシです。
クロウリハムシです。
葉を円形に傷つけて、植物が出す、防御物質の流入をを遮断してから葉っぱを食べます。
これを「トレンチ行動」と言います。
ご訪問ありがとうございます。
白岩の滝。
2016.08.22 Monday
涼を求めて滝巡りをしました。
JR五日市線の終点、武蔵五日市駅からバスで白岩の滝に向かいました。
白岩の滝です。下位の滝です。 この滝はタルクボ沢にかかる、連瀑です。
中位の滝です。
上位の滝です。
このハイキングで見た花たちです。
センニンソウです。
オトコエシです。男飯が訛ってオトコエシです。
昔は白米が男飯、粟、稗が女飯という言い方をされていたのでしょうか。
ミズタマソウに水玉がかかってます。
ユウガギクです。柚子の香がします。
キンミズヒキです。
ミズヒキを裏から撮りました。
クルマバナです。
タマアジサイです。
フジカリソウです。
ハグロソウです。
地衣類のサルオガセです。
アカメガシワの実です。
杉の幼木です。子葉が三枚出るので木へんに三を書いて杉になりました。
変わったものも見ました。
キイロスズメバチの巣です。
キンモンガです。
クガヒルがミミズを食べていました。
You Tube の映像です。
帰りは素敵なバスに乗りました。
機関車バスです。
ご訪問ありがとうございます。
栂池自然園。
2016.08.19 Friday
今日は19日、9の付く日は空倶楽部の日です。
8月6日に撮った、栂池自然園から見た白馬三山です。
左から、
白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳です。
この白馬岳(しろうまだけ)は、代掻き馬の雪形から名づけられました。
因みに、五竜岳の 雪形 は武田の四菱紋です。 武田氏を敬って、この山を
御菱岳(ごりょうだけ)と呼んでいたのが訛って、五竜岳になりました。
ここでも多くの山野草が見られました。
イワイチョウ。
ウメバチソウ。
サラシナショウマ。
モミジカラマツ。
リョウブ。
エゾアジサイ。
クガイソウ。
タテヤマウツボグサ。
タカネマツムシソウ。
ハクサンフウロ。
ヤナギラン。
オニシオガマ。
シナノナデシコ。
タカネナデシコ。
タカネバラ。
ヤマトリカブト。
ミヤマリンドウ。
コメツガ。これが栂池の名前の元となりました。
オオシラビソ、アオモリトドマツとも言われ秋に紫のマツボックリを実らせます。
また栂池自然園を見ながらのお別れです。
ご訪問ありがとうございます。
八方尾根。
2016.08.13 Saturday
8月5日に八方尾根へ行きました。
ゴンドラリフトと普通のリフトを2回乗り継いで八方池山荘付近から八方ケルンまでの予定でハイキングを始めました。
長野オリンピックの名残がまだ残っていました。
息(やすみ)ケルンです。
八方ケルンへ向かいます。
八方ケルンです。霧が深いので、このケルンの手前で引き返しました。
八方尾根で見た山野草です。
ハクサンシャジンです。 ツリガネニンジンとサイヨウシャジンに良く似ています。
イワショウブです。
ミヤマコゴメグサです。
ミヤマママコナです。
ヤマホタルブクロです。 ガクとガクの間にそっくり返った部分があるとホタルブクロです。
エゾシオガマです。
ワレモコウです。この花自身が「吾も亦紅なり」と神様に告げたのがその名前の由来です。
八方尾根から見た風景です。
唐松岳が一瞬見えました。
ご訪問ありがとうございます。